・ビットコインNFT(Ordinals)ってなに?
・イーサリアムNFTとの違いは?
・買い方は?
今回はそんな悩みを解決します。
- ビットコインNFT(Ordinals)とは?
- イーサリアムNFTとの違い
- ビットコインNFT(Ordinals)の買い方
こんにちは、NFTブロガーのざきぱん(@zakipan_blog)です。
ここ最近イーサリアムNFTの取引が減少し、注目度が下がっている中、新たなNFTが登場し話題となっています。
それが、ビットコインNFT『Ordinals』です。
Ordinalsは2023年初めに登場したこともあり、日本ではあまり情報が集めにくいと思います。
この記事では、ビットコインNFTとは?特徴や仕組み、買い方・売り方まで分かりやすく解説していきます。
最後まで読むと、ビットコインNFTとは何かを理解することができますよ。
買い方が知りたい人は、こちらからどうぞ!
それでは解説していきます!
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ざきぱん
- 20代営業マン・副業ブロガー
- 2022年6月にNFTを初購入・100枚以上保有
- 初期投資2万円→含み益100万円以上に
- NFTブログは1ヶ月で収益化を達成
X (旧:twitter) » @zakipan_blog
ビットコインNFT(Ordinals)とは?
ビットコインNFT『Ordinals』とは、ビットコインのブロックチェーン上で作成されたNFTのことです。
これまでNFTは、イーサリアム・ブロックチェーンを使って作成されるのが一般的でした。
2023年初めにビットコインにNFT機能を追加する仕組みが開発され、ビットコインNFT(Ordinals)が誕生しました。
正式名称は決まってませんが、Ordinals(オーディナルズ)と呼ぶのが一般的なようです。
- Ordinals(オーディナルズ)
- Inscriptions(インスクリプションズ)
- ビットコインNFT
- Ordinal
- Ordinals NFT
- Ordinal NFT
この記事でもOrdinals(オーディナルズ)と呼んでます!
ビットコインNFT(Ordinals)の用語集
Ordinalsでよく使われる用語を紹介します。
Inscription(インスクリプション)
Inscriptionとは、ビットコインにデータを記録することです。
日本語で「碑文」という意味で、ビットコインに特定のデータ(画像・テキスト・音楽など)をすることを記録することを意味しています。
インスクリプションすると、Ordinalsに対してインスクリプション番号(識別番号)が振り分けられます。
この番号が小さいほど、希少価値が高いとされ、高値で取引がされています。
Inscribe(インスクライブ)
Inscribeとは、ビットコインNFT(Ordinals)を発行することです。
日本語で「刻印する」という意味で、ビットコインブロックチェーン上にOrdinalsを発行(刻印)することを表現しています。
イーサリアムNFTを発行する用語「mint(ミント)」と同じ意味です!
Digital Artifact(デジタルアーティファクト)
Digital Artifactとは、ビットコインブロックチェーン上に作成されたNFTのことです。
つまり、ビットコインNFT(Ordinals)自体を意味します。
Ordinals Theoryでは、NFTと呼び方を区別するため、OrdinalsのことをDigital Artifact(デジタルアーティファクト)と表現しています。
BRC-20
BRC-20とは、ビットコイン(BTC)の新しいトークン規格です。
ビットコインの最小単位である「satoshi」に特定のデータをインスクリプション(付与)することで、
ビットコイン上で独自の仮想通貨を発行することができます。
発行された仮想通貨は、ビットコインと同じように売買・保管することが可能です。
$PEPEや$MEMEといった仮想通貨がビットコイン上で発行され、数多く取引されたことで話題になりました。
すでに24,000個以上のBRC-20トークンが発行されており、時価総額は4億ドル以上と取引が過熱しています。
名前はイーサリアム規格の「ERC-20」に由来しますが、スマートコントラクト機能(契約を自動で実行)は持っていません。
今後、スマートコントラクト機能を付与するアップデートが予定されています!
ビットコインNFT(Ordinals)の特徴
Ordinalsの特徴は、以下の3つです。
- Ordinal TheoryによりビットコインNFTが作成・取引可能に
- 特定のデータを全てブロックチェーン上に記録・保管できる
- 取引量・取引高がイーサリアムNFTに迫る勢い
順番に見ていきましょう。
Ordinal TheoryによりビットコインNFTが作成・取引可能に
ビットコインは、本来お金の送金を目的に作られた仮想通貨のため、NFTを作成することができません。
なので、ビットコイン・ブロックチェーン上にNFTをつくることは不可能でした。
NFTの非代替性がないため、NFTとして価値付けができませんでした。
しかし、2023年初めに『OrdinalTheory』という仕組みが開発され、ビットコインでNFTを作成・取引できるようになりました。
Ordinal Theoryとは?
Ordinal Theoryとは、Casey Rodarmor氏が設計したビットコインに新たな機能を追加する規格で、2023年1月に導入されました。
Ordinal Theoryついて簡単に解説します。
- 初期〜今日までの全てのビットコインに番号を付ける
- 番号付きビットコインに画像データを書き込む
1.初期〜今日までの全ビットコインに番号を付ける
Ordinlas Theoryでは、全てのビットコインを生まれた順に番号を振り分けます。
ビットコインの最小単位である『satoshi』に対して、番号が付けられます。
『1BTC=10億Satoshi』です。
satsやsatと略されることもあります。
これにより、ビットコイン1つ1つを明確に区別することが可能になりました。
区別できることで、非代替性を持つことができ、NFTとしての価値が担保することができます。
2.番号付きビットコインに画像データを書き込む
Ordinlas Theoryを仕組みを使うと、番号が付けられたsatoshi(ビットコイン)に対して特定のデータを書き込むことができます。
データを書き込むことを「Inscription(インスクリプション)」と言います
satoshiに画像データを書き込むことで、ビットコインNFT「Ordinals」を作成することができます。
ビットコインにデータを紐付ける機能を追加しただけなので、通常のビットコインと同じ方法で取引することが可能です。
イーサリアムNFTが約48KBのデータしか書き込めないのに対して、Ordinlas Theoryは約4MBのデータを書き込むことができます。
より大きなデータを安価に紐づけることができるのが、ビットコインNFTの特徴です。
特定のデータを全てブロックチェーン上に記録・保管できる
Ordinalsは、全てのデータをビットコイン・ブロックチェーン上に記録しているため、
ビットコインが無くならない限り、いつでも・誰でも確認することができます。
一方、イーサリアムNFTの多くは、一部のデータを外部のサーバーやストレージサービスに保存しています。
そのため、NFTプロジェクトが無くなった場合、NFT自体も消失してしまいます。
ブロックチェーン上に全データを保存することを「フルオンチェーン」、一部のデータのみを保存することを「オフチェーン」と言います。
イーサリアムNFTでもブロックチェーン上に記録する仕組みはあり、実際にCryptoPunksは全ての画像データをブロックチェーン上に保存しています。
ただし、イーサリアムNFTをフルオンチェーンで行う場合、相当なコストがかかるので、あまり一般的ではないのが現状です。
取引量・取引高がイーサリアムNFTに迫る勢い
2023年初期にOrdinalsが登場して以降、取引件数・取引高が急増しています。
過去30日間の取引件数は、イーサリアムNFTの半分近くあり、他ブロックチェーンを大きく上回っています。
取引高も凄まじい伸び率です。(2023/5/28時点)
こちらは過去30日間のOrdinalsのランキングです。
BRC-20規格の登場により、いわゆる「ミームコイン」の取引が急増。
どのコレクションも取引件数・取引高が急騰しており、Ordinalsは一種のバブル状態となっています。(2023/5/28時点)
インスクリプション数(画像データの書き込み数)も急増しており、続々と新たなOrdinalsが誕生しています。
Ordinalsの注目度の高さが分かります。
イーサリアムNFTとの違い【特徴・仕組み】
ビットコインNFTとイーサリアムNFTの違いについて解説します。
大きな違いは、以下の3つあります。
- データの保管場所
- 安全性
- 希少性
では、順番に解説していきます。
データの保管場所
先述しましたが、ビットコインNFTは「フルオンチェーン」で発行されるNFTです。
ビットコインNFTは約4MBのデータを書き込むことができ、特定のデータ(画像・テキスト・音楽など)を全てブロックチェーン上に記録・保管することが可能です。
ブロックチェーンは、いつでも・誰でも確認することができ、ビットコインがなくならない限りビットコインNFTが消滅することがありません。
対して、イーサリアムNFTは基本的に「オフチェーン」で発行されます。
約48KBのデータしか書き込めないので、一部のデータのみをブロックチェーンに記録しています。
肝心の画像データは、外部のサーバーやストレージサービスなどに保管しているため、サーバー上の画像データが無くなるとNFT自体も消滅しています。
安全性
ビットコインNFTは、ビットコインと同じ方法で取引でき、「誰に・何を・どのくらい送った」などの取引内容をすべて確認することが可能です。
また、ビットコイン・ブロックチェーンの仕組み上、改ざんやハッキングなどのリスクはかなり低いです。
対して、イーサリアムNFTはセキュリティの脆弱性が問題視されています。
取引は、スマートコントラクト(自動で取引を実行する機能)により行われます。
ただし、仕組みが複雑なため「誰に対して・どんな取引を承認したのか」が分かりにくいのが問題になっています。
サイトにウォレットを接続したら、NFTが盗まれたいう詐欺被害が多いですね。
希少性
ビットコインNFTは、ビットコイン1つ1つに特定のデータを書き込むことにより発行されます。
ビットコインは発行枚数に上限(約2100万枚)があり、つまりはビットコインNFTの発行枚数にも限りがあります。
対して、イーサリアムNFTは事実上無制限にNFTを発行することができます。
マーケットに無制限に供給されることで、本質的に希少性が低くなり、潜在的に価値が低くなりやすいと言えます。
ビットコインNFT(Ordinals)の買い方
ビットコインNFTの買い方は、以下の4ステップです。
- 仮想通貨取引所でビットコインを購入する
- ウォレットを作成する
- ウォレットにビットコインを送金する
- ビットコインNFT(Ordinals)を購入する
では、順番に解説をしていきます。
①:仮想通貨取引所でビットコインを購入する
まずは、仮想通貨取引所でビットコインを購入しましょう。
ビットコインNFTは文字通り、ビットコインで購入します!
「取引所を口座開設⇨ビットコインを購入する」というイメージです。
ビットコインの購入は、GMOコインがおすすめです。
ウォレットへの送金手数料が0円なので、お得にビットコインNFTを購入することができます!
ビットコインの購入方法はこちらを参考にしてください▼
②:ウォレットを作成する
次に、ウォレット(お財布)の作成です。
ウォレットとは、仮想通貨を売買・保管するデジタルのお財布です!
ビットコインNFTを購入するには、一度ビットコインを取引所からウォレットに送金をします。
そのためにウォレットを作成します。
ビットコインNFT(Ordinals)を売買できる代表的なウォレットは、こちらの2つです。
- Xverse Wallet(エックスバース・ウォレット)
- Ordinals Wallet(オーディナルズ・ウォレット)
今回は、Xverseウォレットを作成します。5分あれば作成できます!
Xverse Walletの作成手順
③:ウォレットにビットコインを送金する
つづいて、ビットコインをウォレットに送金しましょう。
「ウォレットの入金アドレスを確認 ⇨ 取引所からビットコインを送金する」こんなイメージです。
トラベルルールの規制により、Xverseウォレットへ送金ができない取引所がいくつかあります。
GMOコインは問題なく使えます!
GMOコインからビットコインを送金する手順はこちら▼
④:ビットコインNFT(Ordinals)を購入する
ビットコインの送金ができたら、実際にビットコインNFT(Ordinals)を買ってみましょう。
ビットコインNFTは『Magic Eden(マジックエデン)』というプラットフォームで買うことができます。
マジックエデンからビットコインNFTを購入する方法は、以下の記事で解説しています。
今話題のビットコインNFTの波に乗ろう
以上、ビットコインNFT「Ordinals」について解説しました。
ビットコインNFTの波が確実に来ています。
日本での参入者はまだまだ少ないので、先行者利益が取れるチャンスです!
当ブログでビットコインNFTについて学んでいきましょう!
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